コガネムシ対策
夏が本格的に近づくにつれて、毎年悩まされるコガネムシ対策に本腰を入れることにしました。
我が家にやって来るコガネムシ系の虫たちは、8割がアオドウガネ、
1割がその他のコガネムシ(クロコガネやビロウドコガネ、セマダラコガネ)、
そして残りの1割がシロテンハナムグリといった具合です。
中でも最も被害を出しているのはアオドウガネと思われます。
成虫の見た目は緑色でキラキラしているので、標本映えするので子供や昆虫好きにはうれしいですが、
ガーデニングだと大害虫です。
近縁にドウガネブイブイという変な和名のコガネムシもいますが、アオドウガネが近年の温暖化で南からどんどん北上し、
ドウガネブイブイを駆逐しているようで、最近はほとんどみていないです。
アオドウガネについては筆者も中学生くらいの頃から地元で駅の構内や公園など頻繁に見かけるようになったなと感じています。
以前、我が家では、ブドウ(デラウェア)の葉っぱをバクバク食べられてしまい、悲惨な目にあいました。
また、彼らのウンチから仲間を呼ぶフェロモンを出すので仲間をたくさん呼ばれてしまうため迷惑極まりないやつらです。
現在、ブドウはいろいろあって撤去しているので、数は減ったと思われますが、、、
さらに厄介なのは幼虫です。
彼らの幼虫は、いろいろな種類の植物の根っこを食べてしまいます。
私の経験では、小学生の頃に給食で食べた種から育てたビワの木が被害に遭い、
幼虫が鉢の中で大暴れしてしまい、枯死してしまったという苦い記憶があります。
また、花や野菜などが突然枯れてしまうのもこいつらのせいだと思われます。
今回は、奴らが発生する前に物理的な防除を考えて(対策をするにはもう時期が遅い気もしますが)
、Amazonで購入した鉢の上に黒のネット(普段は鉢底に使うやつ)を敷いて、成虫が鉢の土の中に入れないようにしました。

購入したネットはこんな感じ。50枚入りで厚さが薄く加工しやすかったです。

今回は使わなくなったカレンダーに鉢のサイズを写し取り、それをガイドにしてネットをチョキチョキ切ります。


こんな感じに丸くできれば完成です。あとは鉢に設置するだけ!

木の幹がある場合は、切り込みを入れて調整します。
中心部に余りができる場合は、切るなどしてフィットさせましょう。

ネットが風で飛んでしまう恐れがあるので、石や貝殻などを上に置いてみるのがいいと思います。
これでも被害が出る可能性はあるので、オルトランなどの農薬も使っていこうと思います。
2025年5月30日